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TenSHIN//////[New Skill]

  • Van Fohw
  • 2017年7月23日
  • 読了時間: 2分

製作報告

今回は愛犬を愛するご両親へのプレゼント企画されたKさまよりネームオブジェ(柴犬)のご依頼を頂きました。

愛犬のお名前は「天真(てんしん)」くん。

今回の製作ポイントですが、つなぎ部分を立体に見せる加工技術の向上です。

最近ハンドルーターを用いて、つなぎ部分を削り、文字や動物などのマークの部分をより立体に見せる技術を習得しました。ですが今回は少し違います。

オブジェをご注文されたKさまは当然ご存じないかと思いますが、今回初の試みをしています。

それがここです。

わかりますでしょうか。

ではもっと拡大するとここです。

つなぎ部分削る技術を活用し「天」の文字の右の払いの部分を表現しています。これは今までになかった表現方法です。実は最初いくつかデザインサンプルをお送りしました。そしてこのデザインに決まった際、どう表現(加工)しようか頭を悩ませました。デザインしておいてこんなことを書くのも変ですが、正直少し悩んだデザインでした。「天」の文字をどう表現すべきか。いつものように糸鋸盤で加工しハンドルーターでバリ取りをし、つなぎ部分を削る加工をしているときでした。

「そうだこのままルーターを彫刻とのように用いて立体感を出したらいいのではないか」

と思い、いきなり本番で加工。

完成してみるとどうでしょう。自分でも驚きでした。文字の立体感がうまく表現できていたのです。

思わず感動のあまりしばらく眺めてしまいました。

この手法は使える。自分でもそう確信しました。

そしてこの手法はこのようなメリットがあると気づきました。

この手法は一つの文字としてより立体的な表現ができ、つなぎ部分の強度上の役割もきちんと果たすようにできるということです。これは今後の製作にも非常にプラスになる技術だと思います。

最後に

今後はこのような技術を駆使することでよりオブジェの質を向上させていきたいと思いますのでどうぞ皆様よろしくお願いいたします。


 
 
 

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